グローバルジグ修正例《ホンダS2000右側面損》
オープンボディーはルーフのあるクローズドボディーと同等のボディー剛性を保つ構造の為にサイドシル、フロアフレームを非常に頑固なボディー構造に形成しています。
この様な側面事故車の修理は、サイドシルを固定しただけの修正作業では非常に困難ですが、グローバルジグはユニバーサルジグの特性を活かし修正作業をスピーディーかつ安全に行うことができます。
←ホンダS2000作業風景
←側面写真
←下面写真
←側面写真
←リアの固定
←フロントの固定
←粗出し作業・数多くのクランプがスポットの剥がれを防止
←粗出し作業・効率的な全体の引出しと作業の移行
←サイドシルインナーは部品の構成上外して修理
←サイドシルインナーは部品の構成上外して修理
←サイドシルインナーとフロアー部の修理
←サイドシルインナーとフロアー部の修理
今回のS2000は、「ハイXボーンフレーム」構造と呼ばれる特殊な車です。部品の構成が複雑で鋼板が硬く、かつ厚い為、スポットの剥離作業に非常に時間を費やしました。取換、修正にしろ最近の事故車修理には、クランプ、スポットなどの機材や補助工具が作業時間に大きく左右します。